内因性うつと外因性うつ

私の場合は、外因性うつです。

内因性うつというのは、体の中にあるはずの化学物質が足りなかったり、うまく働かなかったりすることが原因でうつになる、いわば、本物のうつ、ということです。

では、外因性うつが、偽物か、というと、そういうことでは無いのですが。

外因性うつというのは、自分の外、つまり、環境や状況や経験などの原因に、自らの思考の癖などが加わって、うつになることを指します。

内因性うつの方が、体の中に支障を来すことが原因で起こることなので、不可抗力である、という点で、本物の病気、ということなんだと思います。こちらのうつの場合は、脳内の化学物質(セロトニンなど)を補ったりコントロールするために、薬(抗うつ剤)を処方されることが多いです。

外因性うつの場合は、カウンセリングが多いです。私の場合もカウンセリングでした。薬は、3種類試しましたが、3種類とも頭の働きを悪化させてしまったので、やめました。

外因性のうつの方は、内因性うつに比べると、自分でコントロールできる面があります。かと言って、外因性うつ中の人にそんなことは絶対言ってはなりません。私は、うつが抜けたと思えるようになった今だからこう言えることですが、うつ真っ最中の時は蟻地獄にはまって出られなくなったのではないか、というくらい、全くコントロール出来ませんでした。

ただ、うつ抜けした今思うのは、外因性うつになってしまった人の中には、生き方や考え方によっては、うつになる道とうつにならない道があったんじゃないかな、ということ。でも、これは、うつにならない道を選べたはずだよ、という意味ではないです。ややこしいですね。

つまり、うつになる道も、うつにならない道もあった。でも、うつになる道は、避けられない道だったのです。

人によっては、同じ経験をしても、うつにならない道を選べる人はいると思う。

でも、私は、うつになる道を選んだ。それは避けては通れない道だった。

でも、うつになる道を一度選んでしまったとしても、そこから抜け出した後は、これから繰り返さない、ということは出来ると思うんです。遠回りして、苦しい険しい道を通ったけれど、それで、自分をコントロールする方法や、人に対する優しさや、自分の本質などについて学ぶことが出来たのなら、この経験は無駄ではなかった、と思うのです。

うつからなかなか抜けられなくて諦めたくなる時もあるかもしれないけど、必ず抜けられると信じていてね。

ところで、もし、これを読んでいるあなたが、今うつ真っ最中であるとしたら、以下のリンクから、泉谷閑示さんという精神科医の記事を読んで見てください。シリーズだから長いけど、私にとっては、自分に何が起こっているのかを知るために、とてもためになりました。

「うつにまつわる24の誤解」– 泉谷閑示

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